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今回はランナーHの山日記です。
世界には、絶景と言われる場所が多数あります。
エメラルドグリーンやコバルトブルーの水を湛えた景勝地と言えば、中国の「九寨溝」、クロアチアの「プリトヴィツェ湖群国立公園」、日本国内だと東北・白神山地の「青池」などがあげられます。都内からですと、お金も時間もかかる場所です。
しかし、都心から日帰りで見る事ができる場所があるんです。
通称、ユーシンブルー!!
「ユーシン渓谷」という、日本離れした地名の渓谷沿いに歩いていくと突如現れる絶景です。
今回は、玄倉→ユーシン渓谷→鍋割山→塔ノ岳→玄倉というルートで行って参りました。
<玄倉>
神奈川県足柄上郡山北町に位置します。車もしくは小田急小田原線「新松田駅」・JR御殿場線「谷峨駅」からバスで行くことができます。
<ユーシン渓谷>
ユーシン渓谷は神奈川県西丹沢の玄倉川上流にあり、秋は紅葉が素晴らしい景観になります。玄倉から約7kmの渓谷沿いの道には、岩肌が露出している素掘りのトンネルがあります。トンネルを8つ抜けたその先には玄倉ダムが現れます。小さな調整池は、底が透き通って見えるほどの清らかな水に、周りの緑が映ってエメラルド・グリーンに輝いています!
割と立派なトンネルもあれば・・・
崩れ落ちそうな隧道もあります。
そしてお目当てのユーシンブルー!
ダムの水深は5メートル程あるようですが、底まで見る事が出来ます。
早朝にいく事をおススメです。午後はダムが放水していまって空っぽの事があるそうです(>_<)
絶景を堪能した後は、山登り開始。
桟橋を歩き
年季の入った橋を渡り、
更には鎖場を登り
次のポイント、「鍋割山」に到着
<鍋割山>
丹沢大山国定公園に含まれ、丹沢山地の南部に聳える標高1,273mの山。
山頂は明るく広く平らで、南から北西にかけて眺望が開け、晴れた日には裾野を広げた富士山が見えます。
この日は残念ながら、雲から少しだけ頭を出した富士山しか見えませんでした。
そして、鍋割山の名物はアツアツの鍋焼きうどん!
山頂には水がないので、登山客がボランティアでふもとからペットボトルを運んで成り立っています。
お腹ペコペコ、雄大な自然の中で食べる鍋焼きうどんは、最高に美味しかったです!!
ちなみに1,000円です。山料金ですね。
お腹を満たし、次なるポイント「塔ノ岳」へ
<塔ノ岳>
丹沢山地の南部にある標高1,491 mの山。神奈川県秦野市、愛甲郡清川村、足柄上郡山北町の境目に位置します。
頂上からの展望がとてもよく、天気がよければ富士山や南アルプスまで望むことができます。また首都圏に近く交通の便がよいため登山者に人気がある山です。
帰りは別ルートで下山。
途中、「熊木ダム」を通過。こちらもエメラルドグリーンで綺麗でした。ユーシンブルーは有名なのに、こちらは聞き覚えなく語呂の問題なのかと思ってしまいました。
たまごの殻から生えているような変わったキノコを発見。調べてみると「タマゴタケ」というそうです。以外にも食べれるそうです。「タマゴタケモドキ」という種類もあり、こちらは食べれません。僕は「タマゴタケ」も遠慮しとこうかな(^^;
<今回のルート>
最終的に31.5㎞を走破しました。
天気に恵まれ、絶景と鍋焼きうどんを堪能したため、あっという間に時間が過ぎました。
登山はなしで「ユーシンブルー」だけを見にくる観光客もたくさんいらっしゃいますので、是非ご興味ある方は行ってみて下さい!