キャッチコピー

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皆様は気になる/好きなキャッチコピーはありますか?

マラソン好きの私は、東洋大学の「その1秒をけずりだせ」です。
この言葉が生まれたきっかけは2011年度箱根駅伝での敗戦です。
エース柏原選手を擁しながら早稲田大学にわずか21秒差で敗れたその悔しさを忘れないために生まれたそうです。
普段の練習から1秒を大事にし、チームのために1秒でもタイムを縮めようと全員で「和」を大事にして取り組み、見事翌年、翌々年と箱根駅伝を連覇しました。

企業に目を移すと様々なキャッチコピーがあります。
CMの頻度や歴史から浸透度は異なる印象です。
主な企業のキャッチコピーは

〇トヨタ自動車
START YOUR IMPOSSIBLE

グローバル企業としての歩みを進めるべく2017年10月より公開されたこのキャッチコピーは、トヨタという大企業でありながら常にチャレンジを忘れず、かつ私たちの絶え間ない挑戦を応援してくれるようなコピーと言えるでしょう。
しかしまだまだ馴染みは薄い印象です。トヨタは過去に「FUN TO DRIVE , AGAIN」「Re BORN」「高級車にかつてない力」等多くの名キャッチコピーがあります。

〇マクドナルド
i’m lovin’ it

2003年に公開されて以来、世界中のマクドナルドで用いられているそうです。
「私のお気に入り」というファストフードらしい素朴さと親近感のあるフレーズは、うまくマクドナルドのイメージとマッチした秀逸なコピーと言えます。

〇日本航空
明日の空へ、日本の翼

「翼」は人々に夢や希望を想起させるポジティブな言葉です。日本航空などの航空会社ほどこの言葉とマッチする業種はそう見当たらないでしょう。

〇株式会社ロッテ
お口の恋人

キャッチコピーの中ではポピュラーな部類に入る印象です。いつでもそばにおいておきたくなるお菓子を作り続ける意志が伝わります。

〇インテル株式会社
intel inside/インテル入ってる

駄洒落か?と最初は違和感しかありませんでしたが、今では浸透しきっています。
「てる」で韻を踏み、覚えてもらいやすく一言にまとめられているのもポイントです。

〇アステラス製薬株式会社
明日は変えられる。

アステラスと「明日」がかかっているコピーですが、製薬も「希望」「未来」といった言葉と相性の良い業種です。
先生方にとってはご専門分野ですが、薬のことは細かくなると消費者に伝わりにくいため、多少抽象的でもシンプルなフレーズの方が心に響きやすいのではないでしょうか。

〇大成建設
地図に残る仕事。

もはや大成建設以外の方も使っているフレーズではないでしょうか。面接の志望理由で何人も使っている事でしょう。

〇吉野家
「早い、うまい、安い」→「うまい、安い、早い」

「うまい・やすい・はやい」の3要素を志向することに変わりはありませんが、その優先順位と割合・内容は市場に応じて変化してきました。
「うまい」は競争力の生命線だから順位が前になったそうです。
一方、従業員の確保が難しくなり、メニューやオペレーションが変わり、「早い」一番に持ってこれない現実もあるのでしょうか・・・

企業以外にも面白そうなキャッチコピーがありますので、そのご紹介はまた別の機会に!

 

さて、我々コンサルタントの仕事の一つに、求人媒体への掲載作業があります。
医療機関から求人を獲得し、それを一人でも多くの先生に見てもらい、求職者を募っていくために欠かせない業務です。

先生方は検索軸で絞り込んだ後、タイトルを見て興味があれば、詳細画面を開かれているかと思います。
「科目/給与/業務内容/当直の有無/おススメポイント」といった要素で構成されているタイトルをよく目にされるのではないでしょうか。

私達自身でおススメポイントを考えるときもあれば、病院の採用担当者が考えられるケースもあります。
病院の採用担当者に「貴院のおススメポイントは何ですか?」と聞いた際に、色々お答え頂けるケースもあれば、
「ウチはどこにでもある地域密着型の病院だからね~、おススメポイントと言われても特にないな~」と率直な感想を言われるケースもあります。
(私個人的には、医療の安全や標準化のためには、「どこにでもある病院だからね~」の方が信用出来たりもします。)

他の紹介会社様のタイトルを見ると

こんなにも勤務時間に融通がきく医療機関は他にありません!
えっ!?週2~3日で常勤?

という求人がありました。確かに目を引きます。
しかし、怪しさや警戒心が生まれてしまうことは否めません。

求人検索からお問合せして頂くのも一つの方法ですが、我々エージェントに希望条件を伝えて頂く方が近道であったりもします。
WEB上には公開されていない病院の詳細情報をお伝えし、条件面の交渉もさせて頂きます。

是非JMCのエージェントにご相談下さいませ!

 

郵便番号と市外局番

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3月に入り、一気に暖かくなってきました。
4月は年度替わりで人事異動の季節ですが、大手医療法人では4月一日ではなく、3月に人事異動という所が多くあります。
4月一日ではバタバタしてしまい、事務方は1か月前に異動という事でしょうか。
また、医療業界の転職支援、アルバイト紹介をするようになってから知ったことですが、事務長等要職に就いている方も異動が多いです。
一説によると業者との「癒着」を防ぐためとも言われております。もちろん内部事情により、赤字病院の再建を期待されての異動もあるでしょう。
様々な背景がありますが、お世話になった担当者が新天地でもご活躍される事を願っております。

JMCでは病院情報のシステムが導入されており、採用担当者が異動すれば、その情報も移し替えます。
システムは施設の病床数・認定施設等の情報や求人情報等が蓄積されています。
新しい病院・クリニックが開設された際は、郵便番号等住所登録から始めます。

さて、ご存知の方も多いかと思いますが、本日は郵便番号に関するトリビアをご紹介!
JMCの東京本社の所在地は東京都千代田区一番町13番地2 郵便番号は102-0082です。
1968年に郵便番号制が導入され、1998年2月に7桁化にされました。

郵便番号の上2桁は地域番号と呼ばれ、全国を00~99までの100の地域に分け、基本的には各県ごとに一つの地域番号を設定しています。
東京など郵便物の取り扱いが多い地域は複数の地域番号が割り振られています。
基本的なルールは「10~20」の東京都を起点に、以降は関東の各県に割り振られた後、東海、近畿、中国と西に向かいつつ数字は増えていきます。
その後は四国、九州と続いて沖縄の「99」で南下は終了します。
次は福井の91に行き、北陸から東北・北海道へ北上し、「99」の山形以降は、秋田は「01」、岩手は「02」と上1桁「0」の地域となるように設定されています。

それにしても、なぜ郵便番号はこのような順番に決まったのでしょうか?
(上1桁が)1を東京にあてたのは、当時、郵便番号を読み取って宛先別に郵便物を分ける自動読み取り区分機で読み取りやすく、郵便物の量が非常に多いという理由からの様です。

以降の番号は当時の郵便物の主要な流れに従って東海道、山陽道に沿って数字が増えていき、九州・沖縄に番号を割り振った後、北陸から東北・北海道に戻っっていきました。
これは、近代郵便が1871年に創業された際、東京、京都、大阪の3都市を拠点に東海道の各宿場で郵便の取り扱いが始まり、山口県下関市、長崎市と西へ範囲が広がった後、1872年に全国に範囲が広がった歴史と類似点が多いです。
東海道線、山陽本線から始まって東北、北海道が後になる点は、鉄道の時刻表にも似ています。現在では時刻表を冊子で見る機会が無くなってしまいましたが・・・
また、当初「00」は地域番号にありませんでした。しかし、札幌市に郵便局が新設されたことを受け、「04」~「09」が割り振られていた北海道で使われています。
また、制定当時、本土復帰前だった沖縄には、返還を見据えてあらかじめ「90」を確保していたそうです。

そもそも郵便番号は1968年、郵便物に書かれた数字を読み取る区分機が導入されることを受けて定められました。
55年度から65年度にかけ、郵便物が約49億通から約96億通と2倍近く増えました。現在はなんと約180億通!!
郵便番号の導入前は、郵便物を処理する作業のうち、区分けの作業が約7割の負担を占めていたとされています。
全国の地名や郵便局の配置を知るベテラン職員による熟練の技がないと、とても時間がかかってしまう作業だったのです。
番号を導入したことにより、機械の処理が可能となっただけでなく、機械がない局でも数字で区分することができるようになり、能率が上がりました。
当時の区分機は1分間に約360通を処理することができました。ベテラン職員の約7倍の速度だったようです。
また、読み取り機に通すには一定のサイズに郵便物の大きさを収める必要があります。
66年に郵便法が改正され、封書などの第1種郵便物に「定形」と「定形外」の区分けができたのも、機械の導入に伴うものでした。

しかしながら、68年9月8日の毎日新聞家庭面は、導入から約2か月たった郵便番号について「相手の番号を探すのに手間が掛かる」「郵便局の仕事の一部を肩代わりさせたようなもの」という主婦の声を紹介するなど批判の声もあったようです。
記載率は実施1年後は約65%。2年後に90%、3年目でようやく96%に達しました。効率的な配達に欠かせないことは、周知の通りです。

ちなみに電話の市外局番は、北海道から南下するに従って数字が増えていくという規則性が見て取れます。
「011」の北海道から「099」の鹿児島まで、上3桁で都道府県が識別できることを考慮して、割り振られています。
NTT東日本(東京都新宿区)の情報通信史料センタによると1956年の東京、大阪の電話帳に市外局番での電話のかけ方が書かれており、遅くともその年には一部の地域で市外局番が使用されたようです。

そして、興味深いのは沖縄が「098」、鹿児島が「099」となっている点です。
情報通信史料センタによると「具体的に資料がないので、推察の話ですが、72年5月に沖縄が返還された際、すでに市外局番の番号『099』まで各都道府県に使い切ってしまっていました。
そこで人口を考え、『099』の鹿児島よりも、宮崎が使っている『098』が将来の加入者数の増加にも耐えうる空きがあったので選ばれたのではないでしょうか」という事です。

鉄道インフラや歴史的背景が重なり、こんにちの郵便番号や市外局番が割り振られているのだと、勉強する機会になりました。
この他、市町村合併等でも変更を重ねたのでしょう。

しかし、昔の自宅の電話番号は覚えているのに、最近は全く覚える機会がありません。
スマートフォンが普及し便利な時代になりましたが、記憶力にとってはどうなのか不安になりつつ、やはりスマートフォンは手放せないという結論です(^^;

怒り

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先日面接に同行した際に、院長からお話頂いた言葉です。

「3年後、5年後、10年後にどうなっていたいかを、医師人生とプライベートの両面について、書き出して年表にしてみて下さい。

自分が何をしたくて医師になったかというのも、日々の仕事の渦中にいると見失いがちです。

当院で3年後の理想に仕事とプライベートの両面で未来が描けましたら、是非お越し下さい。」

一見突き放したようにも聞こえますが、その先生将来の事を考えてお話しを頂けました。

こういうお話しになっても面接にお連れしたドクターの「人柄が良かったから」だと面接後に事務長よりお聞きしました。

病院としては即決したかったようですが、その先生の人生を考えて院長はお話しをされたようでした。

 

私達エージェントは日々、医療機関の事務長や採用担当者に電話や訪問にて、最新の求人情報を収集しています。

勤務時間・業務内容・福利厚生・募集背景といった基本情報から、募集背景・現職の医師体制・院長の人柄など確認しています。

そして、医療機関の採用担当者より「求める医師の人物像」についても確認致します。

ほとんどの医療機関より「お人柄の良い先生」という回答が戻ってきます。

勿論、手術・診断・読影といったスキルが高い先生は評価されますが、「お人柄」を重視される医療機関は本当に多いです。

きっと、過去にお勤めになった先生の中に、患者様や職員とトラブルを起こす方がいらっしゃったのでしょう。

トラブルを起こした先生も起こしたくて起こした訳ではないと思います。

 

医師に限らず、トラブルを起こす人の特徴は以下があげられるそうです。

 

○悪意のないトラブルメーカーの場合

うっかりしている

天然

ミスが多い

忘れっぽい

慌てん坊

要領が悪い

一生懸命

 

○悪意のあるトラブルメーカーの場合

自分が正しいと思っている

悪口や文句を言う

秘密を簡単に漏らす

怒りっぽく言葉遣いが荒い

 

 

様々ある中、「お人柄の良い先生」とは「優しく言葉遣いが丁寧な先生」を指している場合が多いです。

逆に言うと「怒りっぽく言葉遣いが荒い先生」は敬遠されがちです。

 

前置きが長くなりましたが、本日のテーマ「怒り」について調べてみました。

「怒り」は最も付き合い方が難しい感情。喜怒哀楽という感情のなかで、もっとも激しい感情が「怒り」と言われています。

怒りの感情というのは、感じていい気分になる感情ではありませんし、とても大きな力を持っているので、扱いにくい感情の一つです。

仕事、恋愛、友人関係・・・怒りの感情は、時として人と人との付き合い方を破壊してしまう場合があります。

怒りの感情を相手にそのままぶつけてしまうと、その瞬間はすっきりするかもしれませんが、後で相手との関係が悪化したり、自己嫌悪に陥ってしまうことのほうが圧倒的に多いです。

 

アメリカでは、大企業がアンガーマネジメントを社員研修として取り入れていたり、スポーツ選手や政治家、子供たちまで幅広い人々が学んでいたりします。

アンガーマネジメントへの注目は日本でも高まっていて、企業が社員のストレスマネジメントとして取り入れたり、子供たちが学べるアンガーマネジメントプログラムを取り入れてきています。

 

■怒りの感情をコントロールする方法

1)怒りのピークを知る

どんなに怒りが大きい場合でも、その怒りの感情は、6秒で最大となり、その後、急速に静まっていくと言われています(6秒ルール)。

怒りのピークをやり過ごすために、怒りが沸いてくる出来事があった時は、1,2,3・・・と心でカウントしてみるのがお勧めです。

どんなに腹がたって、瞬間湯沸かし器のように顔を真っ赤にしても大抵10秒程すれば最初ほどの爆発力はありません。

 

2)自分が怒っている理由を考えてみる

「怒り」の感情をコントロールするには、自分が「怒り」を抱えていることに「気づく」ことが大切です。

『自分は、なぜ怒っているんだろう?』というのを考えてみてください。

怒ってしまうことで自分にどんな不利益があるのか、怒らないことでどんな利益があるのかを客観的に判断しようとするだけで怒りも自然に治まるかもしれません。

 

3)怒りの原因から離れる

カッとなって、脳の感情系が暴走しそうになったときは、その場から離れることで、強制的に“間”をつくる。

感情は一度爆発させると取り返しのつかない事態に発展しかねないということを忘れず、まずはひとりになって、心を落ち着かせてください。

 

4)深呼吸してみる

怒りを感じた時は、まず自分を冷静でナチュラルな状態に戻すことが先決です。

自分をコントロールできなくなるかもしれないと感じたら、深呼吸をしましょう。

深呼吸をしている間に神経のバランスが整い、ある程度落ち着きます。

 

5)周囲の人に過度の期待を持たない

他人に期待を持つと、それにそぐわない結果になった時に、相手を認めることができなくなり、嫌悪感を持ちストレスに繋がります。

例えば満員電車でなかなか降りない人にイライラするのは、「満員電車は早く降りるものだ(降りなければならない)」という思いこみ、相手への期待から起きている感情です。

自分は相手に対してどんなことを期待していたのか、その期待は妥当だったか、それが何故満たされなかったのか、どうすればそれが達成されるのか、考えてみましょう。

 

生死が掛かっている医療現場では、一刻を争い敏速でかつ正確な判断と指示出しが求められると思います。その為、周りのスタッフに期待・要求するレベルが高くなっても仕方のないことだと思います。

緊急性の高くない普段から如何にスタッフとコミュニケーションが取れるか、そういった姿を見られているのでしょうか。

 

私自身、今回のテーマ「怒り」について学び、今後も良好なコミュニケーションについて考えていきたいと思います。

トリアージ

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11月19日(日)に開催された「第7回神戸マラソン」に出場して参りました。
参加人数は1万9709人(1万8949人が完走。完走率96.1%)。
阪神・淡路大震災から復興を遂げた開港150年目を迎えた港町「神戸」を走りました。

神戸マラソンは、阪神・淡路大震災から復興を遂げた神戸の街を国内外に発信するとともに、現在にいたるまで手を差し伸べていただいた方々に感謝の気持ちを伝える大会です。
大会当日は、コース沿道を震災復興の象徴である“ひまわり”の黄色で彩り、ランナーを応援しています。
スタートセレモニーでは『20,000人で咲かせる“感謝と友情”のひまわり』を実施しました。
『ひまわりの手袋』が配られ、着用した両手を一斉に天高く掲げ、それぞれの想いを胸に、神戸の街に“感謝と友情”のひまわりと笑顔の花を咲かせました!

 

コースは神戸市長田区の「鉄人28号」モニュメントのそばを通り、明石海峡大橋の下をくぐって折り返し。
潮風を受けながら海岸沿いを駆けます。浜手バイパス、神戸大橋では震災から復興した街並みを一望し、ポートアイランド内にあるゴールを目指します。
37km地点の神戸大橋の長い坂以外はほぼ平坦な記録の出やすいコースです。

そんな中、私ランナーHは、大会1週間前に左膝を負傷。大会に向けて練習量と強度をあげた事が原因と思われます。
治る事を期待しましたが、当日朝になっても奇跡はおこらず歩く度に体重が掛かると痛む状況。
大会の主旨を考え、大会セレモニーに参加し、行けるところまで頑張ろうとスタートラインに立ちました。
左膝をかばいながら右足に負担を掛けながら何とか走りました。しかし、20Km地点から右足に違和感が出始め、23.7㎞で遂に悲鳴を上げてしまいました。
すぐさま沿道のスタッフが駆けつけて下さり、救護室へ。
トリアージタグを付けられ、ボランティアの医師・看護師・トレーナーからマッサージやアイシング処置を受けました。
しばらく回復する事を待ちましたが、水分不足や電解質不足ではなく、普段と異なる動きをした事による痙攣のため、既に相当なダメージを受けているだろうと医師からの診断が。
このまま残り約18kmを走る(歩く)事はさらにダメージが大きくなるため、泣く泣くリタイアの決断をしました。6回目のフルマラソンで初リタイアとなってしまいました。

その後、救護室を離れ、時間制限の関門に間に合わないランナーを乗せる収容バスで待機しました。
待っている間、時間制限まで頑張っているランナーを見ると、「やっぱり歩いてでもゴールを目指せば良かったかな」と複雑な気持ちになりました。
しかし、故障発生後も頑張ったばかり、長く治療を続けている友人がいる事もあり、ここでリタイアした事を必ずいかそうと決意しました。
完走メダルは貰えませんでしたが、この「トリアージタグ」は決意の証として保管しておきます。

沿道で声援を送ってくれた60万人の皆さん、ボランティアスタッフ、そして医師・看護師・療法士等の医療スタッフの皆さんありがとうございました。
完走はできませんでしたが、本当に素晴らしい大会でした。
いつか必ず「神戸」でリベンジします!!

 

収容バスに乗せられたあるおじさん。
電話でおそらく奥様に
「関門引っかかったわ。応援してくれたのに悪いなあ。これから観光バスに乗って神戸観光して帰るわ。ガハハハッ」
さすが関西人(笑)
沈んでいた中、明るい気持ちになりました(^^♪

世界糖尿病デー

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マラソンシーズンが本格的に始まる中、私ランナーHも皇居を走っていた所、いつもと違う風景が。
どうやら11月14日は「世界糖尿病デー」という事で、予防・啓発のシンボルカラーである青色に東京駅舎がライトアップされていました。

11月14日の世界糖尿病デーは、世界に拡がる糖尿病の脅威に対応するために1991年にIDF(国際糖尿病連合)とWHO(世界保健機関)が制定し、2006年12月20日に国連総会において「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議(UN Resolution 61/225)」が加盟192カ国の全会一致で採択されると同時に、国連により公式に認定されました。
11月14日は、インスリンを発見したカナダのバンティング博士の誕生日であり、糖尿病治療に画期的な発見に敬意を表し、この日を糖尿病デーとして顕彰しています。
世界糖尿病デーは、現在、世界160カ国から10億人以上が参加する世界でも有数な疾患啓発の日となっており、この日を中心に全世界で繰り広げられる糖尿病啓発キャンペーンは、糖尿病の予防や治療継続の重要性について市民に周知する重要な機会となっています。
世界糖尿病デーのキャンペーンには、青い丸をモチーフにした「ブルーサークル」が用いられますが、これは、糖尿病に関する国連決議が採択された翌年2007年から使われるシンボルマークです。
国連やどこまでも続く空を表す「ブルー」と、団結を表す「輪」をデザインし、”Unite for Diabetes”(糖尿病との闘いのため団結せよ)というキャッチフレーズとともに、世界中で糖尿病抑制に向けたキャンペーンを推進しています。
(世界糖尿病デー実行委員会より引用)

この日は、東京駅舎に二つあるドーム型の屋根が青色のライトに照らされ、夜空に浮かび上がっていました。
皇居周辺では、糖尿病予防に効果のある「スロージョギング」をするイベントも開かれ、約80人が参加したそうです。

 

世界的な脅威になっている糖尿病患者の増加。国際糖尿病連合(IDF)によると、世界の糖尿病人口(20-79歳)は、2015年の時点で全体の8.8%となる約4億1500万人。2040年には約6億4200万人に達すると予想されています。
日本ではどのような状況でしょうか? 全国で糖尿病が疑われる成人が推計で1千万人を超えたことが、9月に厚生労働省が公表した2016年の「国民健康・栄養調査」で判明しています。1997年の調査開始から増加の一途をたどり、ついに大台を突破してしまいました。
糖尿病の「予備群」とされる人口も約1千万人。2008年に始まった特定健康診査(メタボ健診)の受診率は、2015年にようやく50%を突破(厚労省調べ)。これだけの数の糖尿病患者や「予備群」がいるとされていながら、自分自身の健康状況を把握できていない人も多いのが現状です。
生活習慣病である糖尿病が恐ろしいのは、痛みなどの自覚症状がないのにかかわらず、合併症を引き起こすと命を奪う危険があるという点。重症になる前に、早期発見・早期治療を行うが大切です。一方で「国民健康・栄養調査」によると、糖尿病が強く疑われるのに治療を受けていない人の割合は、40代男性が48.5%と突出して高く、働き盛り世代が大きなリスクを抱えていることを示しています。
一人ひとりの健康を損なうだけでなく、糖尿病は経済にも影響を与えています。IDFによると、世界の糖尿病治療と合併症管理に要する医療費は、2015年で6730億米ドル。2040年には8080億米ドルと、現在の日本の一般会計予算に迫るレベルにまで増えます。糖尿病に関連した医療費の支出が、世界経済や日本の財政を圧迫する原因となるのです。

 

日本糖尿病協会のサイトによると、「こうすれば絶対に一次予防(発症自体を防ぐ)できる」という必勝法はないようですが、バランスの取れた生活を送ることが大切ですね。「糖尿病にならない7カ条」をご紹介します。
(1)バランスのとれた食生活(総エネルギーと脂肪の摂取量に注意)
(2)夜食をしない、間食をしない
(3)アルコールはほどほどに
(4)適正な体重の維持
(5)毎日の食後の歩行(30分位)
(6)ストレスの解消
(7)禁煙または節煙
(日本糖尿病協会のサイトより「糖尿病に関するQ&A」より引用)

私は元々ランニングを始めたきっかけは、少しお腹が出てきた事でした。
営業職とは言え、デスクワークが多く、社会人になってから運動を怠っていました。そんなきっかけで始めたランニングが今では習慣化し、フルマラソンを走るまでになりました。
しかしながら、そこまでいきつくと今度は筋肉痛や関節痛が生じるため、やはり適度な運動を習慣化させることが重要だと思います。
健康のために当たり前のことを続けていれば良い、とはわかっていても、なかなか続けられないのも確か。
人によってやり方はさまざまあると思いますが、普段の意識から改善していく必要がありそうです。

 

さて、糖尿病に特化した業務を行いたいというご相談が増えております。その様なご希望にお応えできる求人をJMCでは多数揃えております。是非、お気軽にお問い合わせ下さいませ!