何種類食べた事ありますか?

弊社社員は、健康には気を付けているメンバーが多いです。
特に40代前半の男性社員は、運動・筋肉・食事についての知識が付いてきています。

ダイエット目的ではなく、筋肉によるボディメイクを行い、美しいカラダを作るためには、高タンパク質・低カロリーの食事がよいと言われております。
オススメの高タンパク低カロリーの食品はこちらです。

・肉類
・卵(特に卵黄)
・乳製品(特にカッテージチーズ)
・魚介類(例外有り)
・大豆
・ナッツ

食事制限をしては、楽しくありません。
運動と美味しい食事の調和が健康の源です。

コストパフォーマンスを考えると庶民の味方は、何と言っても『焼き鳥』です。
牛肉もそうですが、近年希少部位と言われる部位が増えてきています。
そこで、今回は焼き鳥の部位をご紹介します!!

<肉の部位>

■もも
足のつけ根から先の部分。味、弾力、ジューシーさが揃った鶏肉の王道ともいえる部位。

■せせり
希少な首の肉。もも肉より脂身が多いが身が締まって弾力があり、噛めば噛むほど味わいがある。

■手羽先
ほどよい脂身と旨みのある部位。カリッと焼いた皮とジューシーな肉汁のバランスが絶妙。

■ふりそで
肩、胸の一部分の希少な肉。手羽より脂は少ないが、肉汁がたっぷりで上品な味わいが魅力。

■ささみ
胸の内側についている筋肉。脂肪分がなく高タンパク低カロリー。肉は柔らかく、味はあっさり。

■ソリ
ソリレース(愚か者はそれを残す)という意味のフランス語から。もものつけ根の窪みについた上等品。

■ぼんじり
尾骨の周囲の肉で、脂肪に覆われているのでジューシー。とろけるような口当たりが楽しめる。

■あぶらつぼ
尾のつけ根にある脂をためこむ部位。ぼんじりよりも濃厚な脂で、歯ごたえもしっかり。

■はごいた
尾のつけ根の近くについた、尾羽を動かす薄い筋肉。脂身は少なく、さっぱりとした味わい。

<内臓系>

■レバー
ねっとりとした食感が楽しめる肝臓。旨みのなかに独特の苦みがあるが新鮮なものなら臭みはない。

■白レバー
フォアグラのように脂肪分を豊富に含んだ希少なレバー。レバー特有のクセがなく甘みが強い。

■ハツ
鶏の心臓で、多くは半分に開いた状態で串刺しされる。プリッとした弾力のある歯ごたえが特徴。

■ハツ元
ハツ(心臓)につながる大動脈で、脂がたっぷりのっている。カン(血管)、赤ひもとも呼ばれる。

■砂肝
胃の筋肉ですなずりとも呼ばれる。鶏の胃には脂肪がほとんどないのでゴリっと弾力のある独特の食感。

■ガツ
砂肝に近い部分で、コリッとした食感が楽しめる。砂肝に比べて脂分が多く、旨みもたっぷり。

■銀皮(ぎんぴ)
砂肝の薄皮で、ずりかべなどとも呼ばれる。コリコリした食感が特徴で味にクセがない。

■べら
砂肝の下にある弁の部位。砂肝に似た香りをもつがプリっとした弾力がある。

■背肝
希少な腎臓の部位。しっかりと脂がのっていてふんわりとした食感は一度食べるとやみつき。

■はらみ
横隔膜の肉で、やわらかさが最大のポイント。脂がじゅわっと口のなかでひろがる。

■白子
精嚢。たらなど魚介類の白子よりも濃厚でクリーミー。クセはまったくなくまろやかな味わい。

■あずき
暗赤色をした脾臓。小豆に似ていることからその名がついた。薄膜の中はふわりと柔らか。

■さえずり
気管(食道)。くだ状の部位のため弾力のある食感は独特だが、クセはなく食べやすい。

<その他>

■皮
焼き鳥で使用されるのは通常首の皮。パリッと焼き上げた表面とゼラチン質の食感のバランスが◎。

■ペタ
ぼんじりと背中をつなぐ、厚い皮。一般的な首の皮に比べると脂身が多く、クリーミー。

■ヤゲン
胸骨の先端にある軟骨。生薬をつぶすための薬研(やげん)に似ていることからついた名前。

■げんこつ
ひざの軟骨部分。コリコリとした食感とともに周りについたゼラチンと脂を味わえる。

■すじ
ゼラチン質でできている、もものすじ部分。周りのもも肉との調和がよく滋味豊か。

■とさか
かんむりとも呼ばれるゼラチン質。コラーゲンたっぷりで焼くと表面はカリッ、中はトロリ。

■つくね
各部位の肉をミンチにしたもの。お店によって使用する部位が異なるので、個性の差が出る串。

 

主だった部位はこんなところでしょうか。

私は、見たことも聞いたことももちろん食べた事が無い部位がたくさんありました。

 

焼いた後の写真だと部位の差が分かりづらいと思い、生肉の画像を探してご紹介致しましたが、若干グロテスクな事と生肉画像では食欲がそそられないと後悔しております(^^;

さて、皆様は何種類食べた事ありますでしょうか?

スニーカー通勤

10月2日に文部科学省の外局であるスポーツ庁が、「スニーカー通勤」のような“歩きやすい服装”を推奨するキャンペーンの実施を発表しました。実際に定着するかどうがの議論が盛り上がってきています。
今回のキャンペーンは、低いスポーツ実施率や多くの人が運動不足を感じている現状を改善するためにスポーツ庁が打ち出したプロジェクト「FUN+WALK PROJECT」の一環です。

日常の中にある「歩く」に着目し、「歩く」習慣を自然と身につけることを目的としており、1日の歩数を普段よりプラス1,000歩(約10分)にすることを目標としています。

このキャンペーンについてネット上でも議論が盛り上がっています。

賛成派は「ヒールで歩き回って足を酷使しなくて良くなるなら、一刻も早く実施してほしい」「スニーカーは革靴より動きやすいし足の指に優しそうだし賛成です」といった声が多いようです。

一方「野暮ったい田舎のオッサン化しそう」「スーツとスニーカーって致命的に合わない」という意見や、「楽になるしありがたいけど、別にスポーツ促進につながらないのでは」「靴変わったからって歩く距離は変わらないと思う」といった声も出ています。
また、「ビジネスカジュアル」の浸透と今回の「スニーカー通勤」推奨によって、新たな市場の誕生を期待している人もいるようです。

「スーツに合うスニーカーが続々と登場しそうな予感」「今までとは違うフォーマルなスニーカーの必要性が出てきたな」といった声が上がっています。
9月28日に放送された『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京系)は、アシックスのブランド「オニツカタイガー」のスニーカー「NIPPON MADE」が“ビジネススニーカー”として人気を集めていると紹介されました。

また大手総合商社の伊藤忠商事は、毎週金曜日にスニーカーを取り入れた服装を推奨する「スニーカー・デー」を、9月から実施している。

2018年の春から新たに始まる「スニーカー通勤」は、「クールビズ」のように日本中に浸透していくのでしょうか??

ちなみに環境省におけるクールビズの服装の可否についてはこちら

https://www.env.go.jp/press/files/jp/20032.pdf

クールビズが浸透したことにより、環境省は2012年にクールビズよりもさらに進んだ「スーパークールビズ」を打ち出しました。スーパークールビズが始まった直接の理由は、2011年の東北大震災による首都圏の夏場の電力不足でした。

冷房節約ではなく、「冷房なし」で仕事ができる服装をと考案されたのがスーパークールビズです。スーパークールビズを積極的にとりいれたのは、省庁や自治体でした。

スーパークールビズでは、既にスニーカーがO.Kなんですね。

また沖縄ではアロハシャツやかりゆしウェアを取り入れることで、観光アピールに繋げることに成功したそうです。確かに観光客としてもスーツ姿でお出迎えされるよりは現地の衣装の方が、現実を味わえます。

 

弊社は社内では割とラフな恰好のメンバーが多いですが、「面接」という人生の貴重な場面に立ち会う仕事柄どうしてもスーツは必要不可欠なアイテムです。

ですが、「スニーカー通勤」の推奨は、大変有難いキャンペーンです。

ランナーである私は、フォーマルなスニーカーではなく、ガッツリ大会仕様で通勤してしまいそうです(^^♪

【ゴルフ部 発足】

いつもJMCブログをご覧いただきありがとうございます。

JMCのコンサルタントは、テニス部・肉部・ランニング部等、様々な活動を行っています!
部と言っても月1回、参加したい会に参加すると言った程度です。
なので、掛け持ちで出席率の高いメンバーもいれば、全く参加しないメンバーもいます。
そしてこの度、ゴルフ部も発足されました。
営業活動や先生との面談等があり、第1回ゴルフ部は男性3名の参加となりました。

今回、利用したのは『ロッテ葛西ゴルフ

東京都最大級のゴルフ練習場です。
24時間営業 250ヤード、300打席、400台の駐車スペースをほこります。

平日夜は90分打ち放題というキャンペーンをしておりました。
打数を気にせず、練習できるので良心的です。

夜風も涼しくなり、正面に観覧車が見えるロケーション。

私は、観覧車に向かってナイスショット!とはいかず、ちょろちょろとショートアイアンで練習。
他の2人はバンバン飛ばして、とても楽しそうでした!!

 

さて、ここでゴルフに関する豆知識を2つご紹介!

1)ゴルフの精神
ゴルフは紳士のスポーツと言われ親しまれています。
そのため、公式のルールブックにはルールの前にマナーについて記載されているのです!

<ゴルフの精神>
ゴルフはほとんどの場合レフェリーの立ち会いなしに行われる。また、ゴルフゲームは、プレーヤーの一人一人が他のプレーヤーに対しても心くばりをし、ゴルフ規則を守ってプレーするというその誠実さに頼っている。
プレーヤーはみな、どのように競い合っているときでもそのようなことに関係なく、礼儀正しさとスポーツマンシップを常に示しながら洗練されたマナーで立ちふるまうべきである。これこそが正に、ゴルフの精神なのである。
引用:2013年版ゴルフ規則より引用

確かに、他のスポーツでは選手以外に審判(レフェリー)が居て初めてスポーツとして成り立ってます。しかしゴルフでは各々がルールを守ることで成り立っているのです。

 

2)バーディー、イーグル。鳥の名前とゴルフの関係
ご存知だと思いますが、ゴルフは「いかに少ない打数でコースを回れるか」を競うスポーツで、世界中の人に愛されているスポーツです。
各ホールでボールをカップに入れるまでの基準打数として、パー(Par)が決められていて、例えばPar3と書かれたホールでは3打でカップに入れることが基準打数となります。
簡単に言ってしまうと「このコースはカップまで距離が近いから3打で入れてね。次は遠いから5打でいれてみよう」ということです!

ゴルフに全く興味が無い人でも、バーディーやボギーなどという言葉は耳にしたことがあると思います。
これは基準打数より多く打ってしまったり、少ない打数でカップに入れることが出来た場合に使う言葉です。
名前がつけられているのはこれだけあります。

打数 名称
−4打 コンドル・ダブルアルバトロス・トリプルイーグル
−3打 アルバトロス・ダブルイーグル
−2打 イーグル
−1打 バーディー
標準打数(0) パー
+1打 ボギー
+2打 ダブルボギー
+3打 トリプルボギー
+4打 クォードループルボギー
+5打 クィンテュープルボギー

 

この表を見て何かに気付いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

パーより上です。基準打数より少なくカップに入れた時の名称を見てください。
バーディー、イーグル、アルバトロス、コンドル…。全部鳥の名前じゃないですか!

と、驚く方もいますが、ここまでは意外と知られている話。
では一体なぜゴルフに鳥の名前が使われたのか、そこまで知る人はそう居ないかもしれません。

 

1903年A・H・スミスというゴルファーが1打少なくホールを終えた時、「flew like a bird (鳥のごとく飛んだショット)」と叫んだのが始まりだと言われ、「bird」にはアメリカで「素晴らしい・優れた」という意味があります。
それに愛称語の「ie」を付け、「birdie(バーディー)」と呼ばれるようになりました。

続いてイーグルですが、バーディーが小鳥さんというイメージなのでそれよりも優れていなければなりません。
そこで大きな鳥であり、アメリカの国章でもある鷲(eagle)が使われているのです。

次に、アルバトロスとコンドルも同様に大きな鳥と言う意味で付けられたと言われていますが、様々な説があるので、なぜ使われているかは不明とされています。
海外ではダブルイーグル・トリプルイーグルと呼ばれるのが主流なんだそう。

 

練習後は焼き鳥屋で栄養補給。
ささみが美味しく、筋肉談義に花が咲きます(笑)
そして話は、健康の話へ。

医療関係者とお会いする事が多い、弊社メンバーは、自分たちの健康にも敏感です。
近年「ヘルスリテラシー」という言葉が生まれているようです。
*ヘルスリテラシーとは、健康情報を入手し、理解し、評価し、活用するための知識、意欲、能力であり、それによって、日常生活におけるヘルスケア、疾病予防、ヘルスプロモーションについて判断したり意思決定をしたりして、生涯を通じて生活の質を維持・向上させることができるもの。

ヘルスリテラシーが低いと次のような影響がもたらされるそうです。
・予防サービス(マンモグラフィ検診、インフルエンザ予防接種など)を利用しない
・病気、治療、薬などの知識が少ない
・ラベルやメッセージが読み取れない
・医学的な問題の最初の兆候に気づきにくい
・長期間または慢性的な病気を管理しにくい
・保健医療専門職に自分の心配を伝えにくい
・慢性の病気のために入院しやすい
・救急サービスを利用しやすい
・職場でケガをしやすい
・死亡率が高い

最後はゴルフ部の話から脱線してしまいましたが、
ヘルスリテラシーを高め、先生方にご迷惑をお掛けしないよう、健康管理していきたいものです。

 

【今年の山】

いつもJMCブログをご覧いただきありがとうございます。

ランナーHの山日記です。
標高2,017メートル。
東京、埼玉、山梨にまたがる東京都最高峰の「雲取山」は、西暦(2017年)と一致することから、登山愛好家らの間で今年一段と注目を浴びています。
西暦と※「日本百名山」の標高が合致するのは、越後駒ヶ岳(2,003メートル)以来14年ぶり、次は美ヶ原(2,034メートル)の17年後になります。
これは登っておかなければ。

 

※『日本百名山』とは

『日本百名山』は、小説家、随筆家の深田久弥の著した山岳随筆です。
初刊は1964年7月に新潮社から出版され、第16回読売文学賞(評論・伝記賞)を受賞しました。
文筆家で登山家でもあった本人が、実際に登頂した日本の各地の山から自身が定めた基準で、100座を選び主題とした随筆集で、後に日本百名山登山ブームが起きました。

・山の品格、山の歴史、山の個性、筑波山と開聞岳以外は1500m以上が選択の基準。
・筆者に商業意識、地域意識がないので、公平でもあり明快でもある。

国土地理院等、公的機関が選定した訳でなく、随筆からきていたとは・・・・

日本三大〇○も民間が勝手に選定している物も多いですし、それと同じですかね。

 

さて、雲取山は、もともと「日本百名山」に選定される名峰ですが、北アルプスの山々に比べると地味な存在です。
関東では「高尾銀座」として名高い高尾山(東京都)を卒業した登山客の次なる目標の一つと言われ、天気がよければ山頂から関東平野を一望出来ます。

コースタイムはおよそ9時間ほど。1泊2日で歩くのが一般的で、日帰り登山としては健脚者向きです。
私はラン仲間とトレーニングの一貫で日帰り登山です。

 

JR奥多摩駅
ここは東京か?と毎度ながら思う駅です(笑)

 

バスに乗車し、都県境を越えて山梨県の丹波山村に入ります。
鴨沢バス停から本日のスタートです。

今回の予定ルートは

地図で見るだけでも雲取山山頂まで距離があるのが分かります。

早速、「今年の山」であることアピールする看板が掲げられていました。

来年以降はどうするのか気になります。

登山道は植林と雑木林が半々といったところ。下の方は特に見どころがないです。

七ツ石小屋の水場を目指します。

七ツ石小屋は2016年4月より山梨県丹波山村の村営小屋です。

秩父多摩甲斐国立公園内 七ツ石小屋

 

一般的に水蒸気が上がってくる春〜夏の日中はなかなか遠くを見渡すことが難しいと言われていますが、この日は台風一過で、富士山を見る事が出来ました。

「富士山は登る山ではなく、見る山である」

人が多く、植物の少ない富士山は登るよりも、遠くから眺めた方が美しくて綺麗。 そんな意味あいで、誰かが言い始めた言葉だそうです。

確かにどこに行っても富士山を探しています(笑)

しばらくは稜線を歩きます。尾根伝いは見晴らしがいいのですが、木陰がないため台風一過の気温が上昇したこの日は堪えました。

ヘリポートがありました。ケガをして医師にご迷惑を掛けないよう道中気をつけねば。

いくつもの坂を超えます。

私は流石に疲れてヘロヘロでしたが、ヘラヘラ笑いながら進む豪脚もいました。

なかなか辿り着かない行程に限界が近づいてきたとき、ようやく山頂が見えてきました!!

山頂までの急坂もハードでしたが、ゴールが見えると人間頑張れるものです。

そして待ちに待った2,017メートルの記念碑。

都県境という事で山梨県側の山頂。ひっそりです。

山頂の山小屋で、おにぎりなどで簡単に昼食。わずかな時間で体力回復につとめます。

山頂の滞在時間は僅か20分。この日はバスで来ているため、帰りの乗車時間までに下山しなくてはなりません。

登りは当然ながらハードですが、下りもトレーニングになります。

着地時は大腿部前面の筋肉(大腿四頭筋)等に負荷が掛かります。下り坂を走る時には平坦なコースで体重の3倍と言われる着地衝撃が、体重の5倍近くになるため、故障に気を付けなくてはいけません。

そして下りはスピードが出る分、路面状況に集中する必要があり、精神的な疲れが徐々にでてくる印象です。

ですが、やっぱり登りはキツイ。下りは楽しいです♪

という訳で、今回は、24㎞、高低差は約1,460メートルを4時間50分で走破しました。ランナーは健脚なんですね。

2017年の山、雲取山に登った事は、いい思い出になりました。

次回、2034年に美ヶ原(2,034メートル)へ登頂できるよう健脚に磨きをかけていきたいと思います。

 

 

 

 

 

【好き嫌い】

いつもJMCブログをご覧いただきありがとうございます。

好き 嫌い
じゃがいも ポテトフライ カレー
大根 おでん サラダ
大豆 納豆 枝豆

 

 

私は、基本的に好き嫌いは少ない方だと思いますが、調理や素材の収穫時期によっての好き嫌いはあります。
年齢を重ねるごとに好みがハッキリしてきたような気がします。
<好き嫌いとは>
匂いが嫌い、味が嫌い、見た目が嫌いなど、その理由はさまざまです。
生理学的には、食べ物の好き嫌いが起こる原因は、遺伝的要素と環境的要素があります。

環境的要素は、食べ物に関する経験によるもの。初めての食べ物を口にするとき不安を感じたり、その食べ物を食べたら元気になって好物になったり、といった経験の影響です。

遺伝的要素は、5つの味覚に関係。甘味・塩味・うま味は、人間が生きるのに必要不可欠な栄養素、苦味・酸味は、体に悪いものだと判別するシグナルだと考えられています。
味覚の種類
◎ 甘味……エネルギー源のシグナル
◎ 塩味……ミネラルのシグナル
◎ 酸味……腐ったものや未熟なもののシグナル
◎ 苦味……毒のシグナル
◎ うま味……タンパク質のシグナル
子どもには好き嫌いなくなんでも食べてほしいものですが、大人に比べてどうしても苦手なものが多いです。
いろいろと工夫して野菜を隠そうとしたもののあっさりとバレてしまい、食べてもらえなかったという経験をしたママもいるのではないでしょうか。

<子どもが好き嫌いをする理由 10>
(1)遺伝や生活環境の影響
前述でも述べた通り、はっきりとしたことは分かっていませんが、ある研究では“好き嫌いは遺伝する”という報告があるそうです。ただし遺伝が味覚のすべてを決めるということではなく、同じ食生活に身を置いていることからくる環境要因も大きいと言えます。
両親の嫌いなものは食卓に並びづらいため食べる機会も少なく、そういった環境で親と似たようなものを嫌いになってしまうことはあるでしょう。

(2)ニオイが嫌い

子どもが感じ取るのは、味以外にニオイもあります。
特に魚介類や発酵食品など、強いニオイを発する料理を前にすると、それを異常なものだと感じ取り、食べられなくなってしまうことも多いようです。

(3)食べ慣れていない
さまざまなものを口にしてきた大人と違い、子どもにとっては食事のたびに新たな出会いがあるもの。
当然、どんな味か見当がつかないものや、不信に感じられるものもあるでしょう。
食事に対して戸惑いを持ってしまうとどうしても手がつけづらくなってしまいます。
これは自分の身を守ろうとする防衛本能でもあり、いざ「マズい」と感じてしまうと二度と手をつけないということにもなりかねません。

(4)調味料が嫌い
タレやソースなどは、大人の味覚に向けて旨味をプラスして作られているものが多いですが、その独特な味を子どもはおいしいと感じられないことがあります。
どろどろとした見た目や濃くなってしまう味付けなども苦手意識を持ってしまうきっかけになり、味付けが好き嫌いを引き起こしていることも少なくありません。

(5)内蔵の機能が低下している
好き嫌いがさらなる好き嫌いを引き起こすということもあります。偏った食生活をすることで、内蔵機能が低下してしまうこともあるのです。
特に、体の免疫力に重要な影響を及ぼす脾臓(ひぞう)は、特定のものばかりを食べることで機能が低下すると言われています。
これにより、消化吸収に悪影響が生じ、食事の好き嫌いがますます加速してしまうこともあるでしょう。

(6)味覚嫌悪学習

人には、食べた物が原因で体調を崩すということがあると、その食べ物を本能的に避けようとする働きがあります。

これを『味覚嫌悪学習』といい、食後に腹痛や吐き気を起こした経験のあるものを嫌いになってしまう傾向があると言われています。

(7)スーパーテイスターの可能性
人は食べ物の味を、舌にある『味蕾(みらい)』という器官で感知していますが、この味蕾が人よりも多いとより敏感に味覚を感じ取ることができ、これをスーパーテイスターと言います。

食材の苦みや酸味などを強く感じやすいため、食べ物の好き嫌いが出やすく偏食になってしまう傾向にあります。

(8)食器の臭いが嫌い

子どもによっては食器の臭いに耐えきれず好き嫌いをしてしまうことがあるようです。とくに木製の箸やお皿などは独特な香りを持つことが多く、これが苦手な子もいます。

また、使いはじめたばかりの漆塗りの食器も臭いが気になってしまうようです。

(9)具材が大きすぎる

単純に子どもにとって具材が大きすぎる場合もあります。
小さい子どもにも親と同じサイズの具材を与えてしまうと、子どもは食べづらさを感じてしまいます。
それが繰り返されると、大きく切られた具材に対して“食べるのが面倒なもの”というインプットをしてしまいます。

(10)過去にトラウマがある

過去に食中毒を起こしたり、嘔吐した経験のある食材に対して好き嫌いをするケースもあります。

この場合はトラウマになっていることが多いため、改善するのは難しいと言われています。

 

こうしてみると、私のカレーに入れるじゃがいも嫌いは、子どものときに具が大きかったのではと納得します。

確かに母親としては具がゴロゴロして野菜を食べさせたかったのでしょう。

私は上京して初めてお店でカレーを食べた時に、具がない洗練されたカレーに感動と驚いたものです。

 

大人になった今では、栄養素としては同じなので、食べ方に好き嫌いがあってもいいのではと思ってきました。

以前は自称美食家でしたが、ランナーとなった現在、クエン酸・タンパク質(アミノ酸・BCAA)・ミネラルを求め、味を気にしなくなってきました。

嫁から「何食べたい?」と聞かれると「タンパク質」と答えている事を反省したいと思います(笑)