【笠取山・多摩川源流・水干】

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JMCのコンサルタントは、テニス部・肉部・ランニング部等、様々な活動を行っています!
ご登録の先生方や某病院長にもご参加頂く事があります。
今回は、ランニング大好きのコンサルタントHの休日エピソードを!!
ある休日、多摩川沿いを羽田空港付近の河口まで走った時に
〝川上はどうなってるんだろう〟

ふと思った事をきっかけに多摩川源流について調べてみました。
多摩川の源流「水干」は、山梨県甲州市塩山の笠取山(標高1953m)山頂直下にあります。
「水干」とは、沢が山の斜面を登り詰め、水が枯れてなくなる場所「沢の行止まり」を意味する言葉です。
多摩川は、最初の『一滴』から水干沢を流れ、一之瀬川→丹波川→奥多摩湖に流れ込み、全長138km の長い道のりを東京湾に向かって下っていきます。
途中、秋川、浅川、野川など多くの支川を合わせ、河口の羽田沖で東京湾へと流れていくのです。
調べたからには「自分の目」で確かめたくなりました!

知人やネット情報を精査し、登山(&トレイルラン)計画を練りました。
JR中央本線塩山駅からバスに乗車し、作場平からトレイルランのスタート!
ゴールは丹波山温泉のめこい湯に設定しました。

 

笠取山の南側一帯は山梨県内ではあるが東京都水道局が水道水源林として管理されています。
水干までは「水源地ふれあいのみち」として良く整備されており非常に歩きやすかったです。

東京都水道局(源流の道)
https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/kouhou/pr/hureai/mizuhi.html

 

 

 

<小さな分水嶺>
ちょうど3つの河川の分水嶺になっています。
この峰の東側に降った雨は、関東平野の西部を潤す「荒川」となり、東京湾に注ぎ込みます。また、西側に 降った雨は、甲府盆地を南下した後、富士山の西側を通り抜け太平洋に注ぐ「富士川」となります。
そして、南側に降った雨は、東京水道水源林で磨かれ、奥多摩湖に貯えられたのち「多摩川」となって、都民のみなさんの生活用水として使用されます。
富士川、荒川、多摩川が彫られています!

 

 

<笠取山>
写真では分かりづらいのですが、ラスト100m程の反り立つ壁が!!

 

<水干>
晴天続きのためか残念ながら、最初の『一滴』は見れませんでした(>_<)

しかし5分程下った所にある沢で、最初の『流れ』を見る事が出来ました♪

 

<丹波山温泉 のめこい湯>

下山し丹波山温泉 のめこい湯まで走ってゴール。登山&トレイルランと温泉を満喫した休日になりました!