【高尾山⇔陣馬山 縦走路】

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今回もランナーHの休日日記です。
ランナーなのに山日記になっていますが・・・
秋・冬は、フル・ハーフマラソンとレースが豊富で自然とモチベーションがアップします。
しかし、夏は暑く(そもそも熱中症情報が連日だされている状況で運動は控えるべきですが)、モチベーションを保つ事が難しい季節です。

そんな中、私自身は、今夏より暑い平地を避け山登りをトレーニングに取り入れるようにしました。
昨日は、高尾山から陣馬山を往復してきました。
早朝から登頂し昼過ぎには下山すべきですが、昨日は世界陸上LONDON2017 男子100m決勝をテレビ観戦したため、高尾山口に到着したのが8:20とやや遅め。

軽く準備運動し8:30登山スタートです。
今回は、高尾山口→高尾山(599m)→城山(670.3m)→小仏峠(548m)→景信山(727.1m)→陣馬山(854.8m)の往復。
山頂から山頂へと登山を楽しめる「縦走路」です。
「縦走路」と言ってもそこまで大変なものではありません。登山道は整備されて歩きやすいですし、各所にある茶屋では食事をとったり飲み物も購入できます。
しかしながら30℃近い気温のため、準備していた水1.5リットルはあっという間に底を付きました(>_<)
<高尾山>
世界一登山客が多い山としてギネスブックに認定されています。
そして、世界のレストランや観光地などで、優れたところだけを紹介するミシュランにも、三つ星で載っているのです。
山頂まで、ケーブルカーやリフトで登ることもできます。
また山上には、たくさんの売店におみやげ物屋、ビヤガーデンまで営業しています。

<城山>
名前は、戦国時代以前に小規模な山城であったことに由来します。
城山茶屋では名物のなめこ汁やおでん、ソフトドリンクそしてかき氷を購入することができます。

<小仏峠>
東京都八王子市と神奈川県相模原市緑区の間にある峠です。
峠の下を中央自動車道小仏トンネルが貫通しており、上下線ともトンネル手前は上り坂であるため、渋滞発生場所として有名です。

<景信山>
名前の由来は、北条氏照の重臣横地景信が守護していた場所であるとか、武田氏の情勢を窺うための出城を築いた場所である、など諸説あります。

<陣馬山>
広く平坦な頂上のため陣馬高原とも呼ばれています。
名前の由来は、北条氏の滝山城を攻めた武田氏が陣を張った「陣場」説、
馬の陣を張ったことから「陣馬」の文字が使われた説、など諸説あります。
1960年代後半に京王帝都電鉄(現:京王電鉄)が、観光地として売り出すために山頂に白馬の像を建てて象徴化しました。

復路は、気温の高さから疲れが出始めたため、山頂部を通らず「巻き道」と呼ばれる山腹を巻いて反対側に向かう道を利用しました。

下山後は、京王高尾山温泉 / 極楽湯で汗を流し、サッパリしてから帰路につきました。

帰宅後は、マラソン観戦。
残念ながら日本選手は男女ともフルマラソンで入賞出来ませんでした。
しかし、過酷な状況の中で完走するだけでも大変な事で感服します。
特に川内選手の走りにはいつもながら感動させられます。
これからも「最強の市民ランナー」を応援していきたいと思います!

【笠取山・多摩川源流・水干】

いつもJMCブログをご覧いただきありがとうございます。

JMCのコンサルタントは、テニス部・肉部・ランニング部等、様々な活動を行っています!
ご登録の先生方や某病院長にもご参加頂く事があります。
今回は、ランニング大好きのコンサルタントHの休日エピソードを!!
ある休日、多摩川沿いを羽田空港付近の河口まで走った時に
〝川上はどうなってるんだろう〟

ふと思った事をきっかけに多摩川源流について調べてみました。
多摩川の源流「水干」は、山梨県甲州市塩山の笠取山(標高1953m)山頂直下にあります。
「水干」とは、沢が山の斜面を登り詰め、水が枯れてなくなる場所「沢の行止まり」を意味する言葉です。
多摩川は、最初の『一滴』から水干沢を流れ、一之瀬川→丹波川→奥多摩湖に流れ込み、全長138km の長い道のりを東京湾に向かって下っていきます。
途中、秋川、浅川、野川など多くの支川を合わせ、河口の羽田沖で東京湾へと流れていくのです。
調べたからには「自分の目」で確かめたくなりました!

知人やネット情報を精査し、登山(&トレイルラン)計画を練りました。
JR中央本線塩山駅からバスに乗車し、作場平からトレイルランのスタート!
ゴールは丹波山温泉のめこい湯に設定しました。

 

笠取山の南側一帯は山梨県内ではあるが東京都水道局が水道水源林として管理されています。
水干までは「水源地ふれあいのみち」として良く整備されており非常に歩きやすかったです。

東京都水道局(源流の道)
https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/kouhou/pr/hureai/mizuhi.html

 

 

 

<小さな分水嶺>
ちょうど3つの河川の分水嶺になっています。
この峰の東側に降った雨は、関東平野の西部を潤す「荒川」となり、東京湾に注ぎ込みます。また、西側に 降った雨は、甲府盆地を南下した後、富士山の西側を通り抜け太平洋に注ぐ「富士川」となります。
そして、南側に降った雨は、東京水道水源林で磨かれ、奥多摩湖に貯えられたのち「多摩川」となって、都民のみなさんの生活用水として使用されます。
富士川、荒川、多摩川が彫られています!

 

 

<笠取山>
写真では分かりづらいのですが、ラスト100m程の反り立つ壁が!!

 

<水干>
晴天続きのためか残念ながら、最初の『一滴』は見れませんでした(>_<)

しかし5分程下った所にある沢で、最初の『流れ』を見る事が出来ました♪

 

<丹波山温泉 のめこい湯>

下山し丹波山温泉 のめこい湯まで走ってゴール。登山&トレイルランと温泉を満喫した休日になりました!